今朝、畑に行く時に足元を見て驚いた。
道いっぱいに桜の葉が散っている。
昨日は畑に行かなかったから、二日ぶりだった。
蔦の葉も今年は早々と落ちている。
擁壁の上の桜は我が家でも最後の最後に花が咲く。
名前はわからない「しんがり君」だ。
その木の枝が半分も裸になっている。背後の欅はまだ青々としていて大丈夫だった。
少し緑色の落ち葉が今朝の分。
その向こうの茶色の葉は、日が経っているようだ。
まだ9月だというのに、畑までカサコソと音のする絨毯を踏みしめて行った。
夫は「先の台風の塩害ではないかな」と言う。そうかもしれない。
ここは海岸から3キロか4キロか?
測ったこともないけれど
早いうちから葉が散るなんて今までには無かった。
春になると林から畑の際までの桜で 我が家は抱かれたようになる。
昔からそこにあるので何桜なのか? わからないけれど。
昔 骨折で入院した義母は、病室から見える自分の家の風景を子供のように喜んでいた。
山桜も多いし四季桜もある。
染井吉野は子供達の記念樹として後から4本植えたのだが、この桜は大丈夫だった。
場所にもよるのだろう。
桜の紅葉も楽しみの一つなのに残念なことだった。
気を取り直して、今朝も赤い花の藍を摘んできた。
ちょうど良い加減の時に摘まないと、せっかくのかわいい花が台無しになる。
秋もいろいろな楽しみが身の回りにある。