私の趣味の一番はかな書道です。
昨日の昼間、夫が留守だったのでのびのびと作品の下準備に没頭していました。
18×25cmの紙に和歌が一首づつ書いてあります。
こんな風にお稽古したものを次々と箱に入れてとっておきます。
その中から歌を10数枚選び出します。前に使った歌は避けて。
それを四季に合わせて、また隣とのつながりも違和感がないように
並べてみます。10枚か12枚必要なのですが、私は楽をして10枚ばかり。
貼り合わせたものを、先生に見ていただきokが出たら再度練習します。
清書するのはその後です。
清書になると10枚ひと組を一度に書いて仕上げなくてはなりません。
その日の体調、気温、湿度も関係してくるので同じものは二度と書けません。
どんな和紙を選ぶかでも違います。
前の日に書いたものの方が良かったり、微妙にその都度違いが出るのです。
その時は別室に籠って書きます。
緊張して失敗も重ねながら。
紙が足りなくなって再度取り寄せることもあります。
いろいろと思い悩みながら。最後には疲れ果てて諦めて。。
だいたいこのパターンになります。
こんな感じで、春と秋の年二回作品作りをしています。
先生が首都圏からお見えになるのは月に一度。その日に合わせて準備をします。
隣の市まで高速道路で通っていますが、
そこは私達が12年も暮らした城下町なのです。だから馴染みがあります。
出来上がりの形も (巻子か 帖に) 相談です。
巻子は横長の紙にたくさん書かねばならないので、辛いのです。
気力と体力が要るから一歳でも若い方がいいと言われて、この春はその気になりましたが
大変でした。。
というわけで、私の秋はこれから始まります。
終わった時は晩秋になっていそうですね。
息抜きを上手にできますように 👏 👏