近頃はまた針を持って過ごすことが多い。
新しいガーゼのパジャマの襟に
ちょっとだけクロスステッチをしたり
布目が細かくて、上手く拾えなかったから歪だ〜。
あんまり無表情なパジャマだったのでイタズラをしてみました。
紳士ものはチエック柄があるのに婦人物は無地しかなくて
でも肌触りが良さそうなので買ってみたものです。
それから和服のプチ断捨離をしていました。
頂いたけれど使わない帯にハサミを入れて
バックになる予定ですが、まだ紐を塗っただけ。。
残った部分は食卓のサイドテーブルにどうかなぁ。。
これまでは木綿の古布を使っていたのよ。
といろいろ考えています。いつできるやら。
今週は和ダンスの整理もしていたので天気の良い日には虫干しも(笑)
夫に邪魔にされながら 一日2枚がやっとだ。 普段は使わない部屋なのだが。
今、夫は国勢調査の調査員をしているので 部屋中書類だらけなのだ。
実家の母は毎年 夏が過ぎた頃
和室の続き間に紐を張って ありったけの着物を干していたっけ。。
もう着る人も無いような昔の絽の振袖が今も目に焼き付いている。
母は何を思って それを繰り返していたのだろうか。
蔵からタンスの引き出しごと運んできて、、
私と姉は宝箱をひっくり返したような興奮に包まれていたっけ。。
今考えてみれば、良いものなど何もなかったように思う。
戦中戦後に、物資に交換した後の残りだったようだ。
60年以上も前の事です。
それでも「虫干し」は今でも私達姉妹にとって 懐かしい響きで郷愁を誘うのだ。
母が亡くなってから もう10年も経つ。